アルコール・インターロックって?
アルコール・インターロックって?
「アルコール・インターロック」とは、アルコールを検知する装置(アルコールチェッカー)を応用して、これを車に搭載し、アルコールチェッカーがアルコールを検知するとエンジンがかからなくする事が出来たり、アラームが鳴ったりする事が出来るシステムの事。
要は車に乗る際、アルコールチェッカーに一度息を吹きかけないとエンジンもかからないという事になる。これで飲酒運転を未然に防ごうという狙いだ。

ボルボ社による実演の様子。口にくわえたチューブから呼気を吐いてアルコールチェッカーがアルコールを計測する。(写真=VOLVO)
■新車とアルコール・インターロック
スウェーデンでは、アルコール依存症のプロドライバーを対象とした実証実験の結果をふまえ、2012年からすべての新車にアルコール・インターロックを設置することを決定しているという。また、米国でも過去に飲酒運転の前歴がある者に対して裁判所の命令でアルコール・インターロックの搭載を義務づけるなど、すでに40州以上で何らかの形で採用されており、効果を上げているという。
たとえ車にこの装置を取り付けても、不心得者や常習者は装置を外したり、アルコールチェッカーの検知を無効にするなどして意味がないといった意見もある。国も装置としての有効性が確認されていないとして消極的だ。この点、良識派のドライバーにとって最もネックなのが、装置の検知精度そのものへの不信感と、数万円と言われる余分な費用負担だ。この点、費用負担については、アルコール・インターロック設置済みの車両への保険を割引するなど、社会的なコンセンサスでコストを消化することは可能と思われる。
導入が進んでいる欧米では、アルコール・インターロックの存在は飲酒運転の抑止に心理面で大きな効果があることが認められている。装置の信頼性を向上させ、メーカーとユーザー双方で、導入へのコンセンサスを図っていくべきではないだろうか。
■日本メーカーの車とアルコール・インターロック
今、国交省を中心に導入を検討していて、近い将来日本メーカーの車にも標準装備される日が来るかもしれませんね。
■車に乗る人は、今からでもアルコールチェッカー
今現在は標準装備されていないアルコール・インターロックだが、車を使った商売の人や車で通勤している人達は、市販のアルコールチェッカーがおすすめ。夜飲みすぎて翌朝車に乗らなくては行けない場合、自分自身でアルコールチェッカーを使ってアルコール濃度をチェックできる。値段も約3000円~からですし、ネットでの購入も容易である。
